こんにちは滋賀県大津市@土地家屋調査士の竹内です。
相続登記の義務化について
年末のNEWSで相続登記の義務化が検討されていることが載っていました。
国は税金が取りたいので、誰の所有かをはっきりさせて税逃れを無くしていきたいのでしょう。
今までは、相続人代表者に納税通知を送って固定資産税を納付するに留めていたのでしょうが、それだけは足りないので、まず最初に納税者を確定しとりっぱぐれを無くす作業に取り掛かったのです。
税金の観点からすると、確かに相続登記をするには司法書士に払う報酬、登録免許税など出費が多くて、相続する土地・建物とでは釣り合わないと思うのも仕方ありません。大都市の地価が高騰している土地を除けば大多数がやってられない土地だと思います。
方や土地・建物を調べる側から視るとやはり、きちんと相続登記してある土地と、これいったいいつまで遡れば所有者を特定できるの?というのでは費用の掛かり方も、時間も雲泥の差となるのは火を見るよりも明らかなのです。
話は飛びましたが、最近の国の方針は庶民に厳しい政策ばかりを打ち出しているので、この相続登記の義務化もきっと庶民に手痛いものになるに違いありません。
相続登記の義務化は近い将来確実になるので、早めに準備をしてください。
例えば、親に聞かされていたが、山の中にある土地、田、畑の場所が判らない。
こんな土地は、売ることも出来ず、ただひたすら納税するだけの土地であって持っていても仕方がないが、放棄する期限を過ぎてしまっているのでどうすることもできない。→親が存命の時に聞いていれば、その土地を相続時に放棄出来たかもしれないのにと思っても後の祭りです。
貴方が兄弟の中で相続登記をすることが決定しているのなら、腹をくくって今すぐ相続登記をしてください。
貴方の知らない相続人の中には高齢の人が必ずいます。その相続人が一人亡くなると、さらに3名から数人の相続人が増えていくことになり、それだけで実印の押印や、印鑑証明書をもらう手間が格段に増えていくので1秒でもはやく相続登記をする必要が出てくるのです。
法定相続人は増えることはあっても、減ることはありません。
貴方が相続登記を行うなら今すぐ始めてください。
相続登記を義務化するのなら、それなりの特例が出るなんて淡い期待は抱かない方が賢明です。
それより、今現在の法定相続人を特定し相続登記してしまう方が絶対堅実と思いませんか?
1年後、2年後、相続登記の義務化による法が施行され、使える特例措置もなく、この2、3年で相続人が3名無くなっていたら、その分相続人は、子供が3名いた場合には9名増えるといいことになるのですよ。
どうです、恐ろしいでしょう!
親戚といえど物わかりの良い人ばかりではありません。
相続登記の義務化により、貴方は足下を見られ、押印代として幾ばくかの金銭を要求されるかもしれないのですよ。
だから今、相続登記をする必要がある貴方は、一刻も早く登記を終えてしまわねばならないのです。
竹内土地家屋調査士事務所では司法書士と連携して相続登記、不動産の表題登記を行っております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
不動産の登記は分かりにくく一般の方には馴染みの薄いものです。
~あなたの大切な子孫に禍根を残さないために~
土地登記・境界紛争、建物登記でお悩みのことがある方は土地・建物 不動産の調査は「表題登記の専門家」
滋賀県大津市 竹内土地家屋調査士事務所まで相談下さい。
名称 竹内土地家屋調査士事務所
住所 滋賀県大津市真野二丁目2番44号
携帯:090-6677-9534
メール:office.mano2.2.44@gmail.com
主な業務エリア
滋賀県大津市、高島市、草津市、守山市、野洲市、栗東市、湖南市、竜王町、近江八幡市、東近江市、彦根市、甲賀市、日野町、愛荘町、甲良町、多賀町
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
from 境界問題でお困りの方!境界を復元し境界問題を解消します。滋賀県大津市@竹内事務所へ!~土地家屋調査士は境界復元の専門家~ https://ameblo.jp/sokuryou-touki/entry-12341483204.html
via IFTTT
0 件のコメント:
コメントを投稿